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2005年09月29日

ダイオウイカ動画撮影成功のこと

国立科学博物館のせんせいが
生きているダイオウイカの動画の撮影に成功したようだ。

そうか。

こうなっていたんだ。

ダイオウイカは、世界最大の無脊椎動物。

マッコウクジラと戦っている姿や、
帆船を海に引き込もうとするクラーケンの絵を見て
心ときめかした、元少年少女も多いだろう。

ダイオウイカの動画が撮影されたそうだ。

私は、イカと縁が深い。

今の会社に就職する前に、
沖縄で、大きなイカの調査のアルバイトを一ヶ月くらいしていた。

頭(本当は胴)だけの大きさで1mを越えるエイイカとかソデイカというイカを釣り上げ、
写真をとって、大きさを測って、タグを打って再放流するアルバイトだった。

沖縄の糸満のおきに仕掛けをつけたブイを沈め、
延々と海の上の船ので待つ日々は幸せだった。

海から上がってくる今まで見たことが無いくらいに大きなイかは見たものの、
そんなものが海の中でどのような動きをしているのかなんて想像つかなかった。

一般的なイカのように、ジェットで進むというには、
あまりにも鈍重なボディーで、
ゼリー状とも言われる深海ですばやく動けるようには思えない。

それが、もっと大きなダイオウイカがすばやく泳いだという。

私も、ビデオカメラを沈めて見たかったものだ。

ひょっとしたら、私がダイオウイカの動画の
初撮影者になってたかもしれないな。

2005年09月27日

イルカの大脱走のこと

武装した軍用イルカが脱走したらしい。

武器は毒矢。

カリブ海沿岸のダイバーは注意。

殺伐としてるんだか
ほほえましいんだか。

ハリケーン「カトリーナ」が、アメリカ南部を襲ったときに、
アメリカ海軍が飼育している、軍用イルカが脱走したらしい。

毒矢で武装しており、
ウェットスーツを着ている人に向かって、
発射する訓練を受けているそうなので、
注意が必要とのこと。

警察犬とか、軍用犬がいるとはいえ、
軍用イルカがいるとは驚いた。

軍用イルカの主な仕事は、
機雷を除去したり、パトロールしたり、
潜水作業のアシスタント。

アメリカ海軍のサイトを見ると、
軍用イルカの写真がたくさん。
軍用アシカに、軍用シャチもいるみたい。

なんだか007の世界だ。

イルカは嫌になって逃げ出したのか、
ただ出て行っただけなのかわからないけれど、
せっかくだから仲良くやっていただきたい。

知性化を確認したり、傭兵になっていただいたり、
イルカさんのご迷惑になってればいいんだが。

2005年09月23日

ディズニーランドの正しい使い方のこと

「カップルはディズニーランドに行って、
けんかしなきゃいけないんですよー」

て、会社の女の子が言っていた。

なんとなく納得。

2005年09月22日

「アルスラーン戦記」新刊のこと

田中芳樹のアルスラーン戦記の新刊が出ているらしい。

「魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11) 」

本屋で、自分の目で見ない限り、
信じられない。

本当にまだ続いていたんだね。

「L.D.K Lounge Designers Killer」のこと

L.D.K Lounge Designers Killer

capsuleの新作「L.D.K Lounge Designers Killer」を買った。

がすっと「Rio carbon」に突っ込んで、
ヘビーローテーションかけまくり。

これで休日出勤も、さみしくないね。

ほんとだね。

capsuleの新作「L.D.K Lounge Designers Killer」。

前作の「NEXUS-2060」が出たのが、
2005年2月9日だから、
えらいハイペースだ。

曲調は、いつもの相変わらずのcapsule。

ただし、女の子的感覚の曲が少なく、
ちょっとハード目の曲が多い。

といってもいつもよりもピコピコが少ない程度。

1.空飛ぶ都市計画

ジブリが「ポータブル空港」「space station No.9」に続いてPVを作る3作目にあたる、この曲。

今公開中の映画「タッチ」と同時上映で流れているそうだ。

そのためだけに1本の映画を見に行くだけの酔狂さがほしい。

「タッチ」だけになぁ。

ちょっと長い。
映像あっての曲なんだろう。

うう。でもなぁ。

2.テレポーテーション

「Super Scooter Happy」で、
君のところまでワープしていたかと思えば、
今度はテレポーテーション。

恋さえしてりゃ、不可能はない。

3.Lounge Designers Killer

CDのタイトル曲。
今までになく低音が多く、それこそラウンジにあうのかも。

よく知らんけど。

4.twinkle twinkle poppp!

女の子がおしゃれをする理由。

お風呂で毎日、体操する
延長線上にあるもの。

5.tiC taC

ボッサ。

珍しくゆったりしている。

6.アンテナ

電波受信中のアイキャッチ的。

7.グライダー

どことなくダフトパンク。

漠然とした不安。

8.人類の進歩と調和

って、大阪万博のテーマやん。

即答できたひと。

手を上げて。

9.do do pi do

ワールドビジネスサテライトの
トレンドたまごのオープニングみたいな曲。

というかそのもの?

誰か教えてえらい人。

女の子が、ダイエットを志す曲。

なのにお菓子の連呼が入る。

かわいい、かわいい、かわいい!!!!!

10.fin.

おしまい。

CD購入者特典の
『 capsule「L.D.K. Lounge Designers Killer」リリースパーティ 』 が楽しみだ。

2005年09月19日

ドイツと日本のビールのこと

ドイツと日本のビールは違う。

でも、どちらもうまけりゃハッピーだ。

 

ドイツに行ったことがある。

男二人でロマンチック街道。

目的はビールとソーセージ。

季節は10月。

すでにずいぶんと寒かった。

オクトーバフェストには若干遅かったものの、
行く町行く町でビールを飲み、
ソーセージを食らい、
とてもドイツを満喫した。
 

行く前までは、
ドイツのビールとソーセージはうまいと聞いていたので、
次元が違うほどにうまいのかと思っていた。

それが、ドイツについて最初の、
フランクフルトのレストランでも、
うまいビールだ、うまいソーセージだ
としか感じなかった。

ビールは新鮮な生ビールに近い味がしたし、
ソーセージも日本ハムのアンティエレモン&パセリに近い味がした。

「今まで食べてきたものはなんだったんだ」
といった、感想を持たなくて、
正直安心したものだ。
 

ドイツ旅行は、フランクフルトに入り、
ロマンチック街道を通って、
ミュンヘンに抜けた。

着く町ごとに、ビールを飲む。

どの町で飲んでもビールがうまい。

それなのに、どのビールも味が違うのだ。

これと同じことは、
さぬきにうどんを食いにいったときも感じた。

行く店行く店、どのうどんもうまい。

それでいて、どの店のうどんも違う味だった。

ビールも、うどんも、うまいという一言の中に、
ここまでの多様性があったのかと驚かされた。
 

日本のビールと、ドイツのビール。

同じうまいビールなのに何が違うんだろうか。
 

日本では大手ビールメーカーが市場のほとんどを握っており、
生ビール=大手メーカーのビールという構図になっている。

市場規模はほぼ変わらず、
その中でのシェア争いが繰り広げられている。

この中でシェアを伸ばすために行う商品開発の手段としては二つ。

他社と同じものを作る方法と、
他社と違うものを作る方法だ。

他社と同じものを作ることで、他社製品と交換可能になるし、
他社と違うものを作ることで、他社製品との優位性をうたうことができる。

多数ラインナップをそろえることは、
生産性が悪くなるので、
巨大市場であればあるほど、
少品種、大量生産を目指す。

その結果、他社とは若干の差異があるものの、
ほとんど同じ商品だけが、
市場に流通することになる。

まさに日本のビールはそうなっている。

その中で、若干でもクオリティをあげることは、
企業としての優位性を上げる可能性があるので、
かなりの努力が行われてきたのであろうことは
想像にかたくない。

商品の味を改良することは、
市場の要求にこたえることになるし、
歩留や生産性の向上は、
大規模生産であればあるほど、
企業の利益に直結する問題になる。

同じ量を、同じ価格で売る以上、
クオリティが上がっても、
それにより売上が伸びるよりも、
製造コストがかかってしまっては、
シェアが拡大するメリット以外に、
企業には何も残らない。

企業だから、安定生産ということも
考えなければいけない。

設計した品質をそろえるべく、
企業はできる限り、同じ原料を購買したいが、
天候の問題、使われる原料の地方、品種によって、
ずいぶんと製品に違いはでてくる。

そのあたりも吸収できる、
商品の製造方法、設計をしなければならない。

したがって日本のビールは、
コストとクオリティのバランスが
とてもよいビールばかりになった。

似た原料から、できる限りよいものを、
できる限りたくさん作ろうとしたら、
似た商品になってしまうのは、
結果としてはしょうがないだろう。

今のデスクトップパソコンのように。

そのような経緯で培われたノウハウが、
低価格ビール(発泡酒、その他雑酒)というジャンルにおいても、
いかんなく発揮されているので、
ビールとは違う味ではあるが、
それはそれで飲める飲み物が、
できているのだろう。

ときたまサントリー「kire」のように
とんでもない物ができてくるのも、それはそれで一興。
 

それに対して、ドイツのビールはというと、
国内に1,270もの醸造所があり、
ビール会社は地元密着で販売している。

どの醸造所も長い歴史を持っており、
そのなかで醸造所ごとの特色ができただろうし、
特色を持った醸造所は、客を裏切れなくなる。

その中でとるべき方法は二つ。

同じ味を作り続けることと、
毎回違う味を作り続けること。

客は同じビールを飲むことで、
安心感を得られるし、
毎回違うビールを飲むことで、
差異を楽しむことができる。

それの二つの条件を満たすべく、
とられた手法は、同じポリシーでビールを作る、
といったことだったんじゃなかろうか。

採れる作物は、毎年違うわけで、
作物が違えば、違う味になる。

好天の味、荒天の味。

それぞれ毎年違うはずだ。

その原料を職人さんが自分のポリシーで、
ビールを作り、供給する。

ドイツの人は違いを楽しみながら、
同じビールを飲んでいるんじゃなかろうか。

地元から愛されるということは、
努力の歴史の上にあるもので、
その結果残ってきた手法が
それぞれの店なり企業なりにおいて違うことは
あたりまえのことだ。
 

ドイツのビールを薄いと感じたこともある。

日本のビールが、70%の力の原料の味を
100%引き出しているのに対して、
ドイツのビールは、100%の力の原料の味を、
70%しか引き出してないように感じる。

昔、テレビで小堺一機が、ミュージカル映画スターの
ジーン=ケリーとフレッド=アステアの違いを、
解説していた。

二人が回転してポーズを決めるとしたら、
ジーン=ケリーは、その技量をフルに使って、
4回転して、ピタリと決めるだろう、
フレッド=アステアは、5回転できる技量を持ちながら、
3回転だけして、ふわりと決めるだろう、
といっていた。

両者ともにすばらしい演技だが、
前者は誠実な印象を持つだろうし、
後者はゆとりのある印象を持つだろう。

日本のビールとドイツのビールにも
同じことがいえる。
 

でも、どちらがいいかだなんて、趣味の問題だ。
 

日本のビールは、
がんばりすぎているが、
それはそれで、誠実な、うまいビールだ。

うまさに多様性がある、ドイツのことは、
うらやましいが、ドイツにいたところで、
毎日同じビールを飲むんだろう。

今日一杯のビールがうまかった。

それでいいんじゃないかと思う。

フランツィスカーナー「オクトーバフェストビール」のこと

フランツィスカーナー外観

フランツィスカーナーバー&グリル御茶ノ水店で、
オクトーバフェストビールを飲んだ。

ビールっていいね。

子供のころ、日曜日の朝に、
「兼高かおるの世界の旅」を見ていた。

この番組でしか聞かない、兼高かおるって人が、
海外旅行をしている映像が、
ただただ流れるだけの番組。

兼高かおるさんが解説をして、
久米明さんがそれを聞くという、
上品な二人の会話が
そのバックに流れていた。

海外が、まだまだ遠かった時代、
1959年から1990年まで毎週流れ続けていた。

ある一定以上の年齢の人にとっては、
思い出深い番組だと思う。

あるとき、兼高かおるさんが、
ドイツのとあるお祭りに行っていた。

ビールを一日中飲むだけのお祭りだった。

ビールを飲んで、
鳥の丸焼きやソーセージを食べて、
気が向いたら歌ったり踊ったりして、
それも飽きたら、移動遊園地で遊ぶ。

とても楽しそうだった。

大人になって思い返すと、
オクトーバフェストだったんだろうと思う。

9月の終わりから、10月の頭まで、
ミュンヘンで開かれるお祭りで、
みんなで、新酒のビールを、
屋外の巨大のテントの中で飲む祭り。

昔、ドイツに行ったとき、
オクトーバフェストには若干遅かったものの、
ミュンヘンのホーフブロイハウスで飲んだ、
オクトーバフェストビールはおいしかった。

御茶ノ水にあるフランツィスカーナーバー&グリルから、
一通の葉書が届いた。

オクトーバフェストビールが生で飲めるという。

これは行かねばなるまい。

偶然友人からの誘いがあったので、
土曜日の夜の10時30分から行くことにした。

着くと、ラストオーダーを過ぎていたが、
お願いしてビールだけ飲ましてもらった。

つまみには、
大きくてやわらかいプレッツェルと、
プロシュート。

生ビールは、樽がやってきているものの、
まだ準備をしていないらしく、
今飲めるオクトーバフェストビールは、
Paulanerと、Spatenの瓶のものだというので
それを頼む。

オクトーバフェストビール

店員さんがきびきびと、
グラスにビールを注いでくれた。

うまい。

Paulanerが、小麦のビールっぽい、
華やかな香りがして、
Spatenは、荒々しいドイツ人らしい味。

時間はなかったけれどもかなりの満足。

また、オクトーバフェストビールの、
生ビールを飲みにこようと思う。

日本で味わえるだなんて
ハッピーなことだ。

2005年09月18日

マジックスパイス「アクエリアス」激闘編のこと

アクエリアス

(昨日からの続きです)

ついに姿を現したアクエリアス。

水をイメージさせる名前とは裏腹に、色は赤い。

ここは地獄の一丁目か?
 

でかい。

思っていたよりもずいぶんと器がでかい。

ついているサフランライスの皿もでかい。

すり鉢状の器の底に、
キノコと野菜を赤いソースで煮込んだ、
アクエリアスがたまっている。

麻婆春雨のようだ。

見たところ、どろりとしたさわり心地。

スープカレーではなかったのか?

タイ料理によくある、酢とナンプラーの香り。

拙僧の経験との接点を見つけて、
アクエリアスを受け入れる、とっかかりにする。
 

入っている具は、
煮込まれたきのこと野菜、
揚げジャガイモ、
茹でブロッコリー、
生水菜、
生パプリカ、
ゆで卵。

オアシスになりそうなのは、
茹でブロッコリー、
揚げジャガイモ、
ゆで卵。

この補給ラインをうまく使いながら、
飽きないように、希望をなくさないように、
組み立てるとよさそうだ。
 

肩を開き、腹に息を落としてから、
武器(スプーンとフォーク)に手を伸ばす。

もう、引けない。
 

スープカレーの流儀に従って、
スプーンでごはんをすくい、
アクエリアスにくぐらす。

無理。

見た目どおり、アクエリアスの粘度が高くて、
ちゃんとごはんと絡んでくれない。

フォークで、アクエリアスとごはんを軽く絡めてから、
一口。
 

酸っぱ、甘い。

そのあとに唐辛子の味がスパーク。

唐辛子のコクがフォローしにくいところを、
煮込みトマトのうまみと酸味が埋めている。

タイ料理の、酸っぱ、辛、甘いのを
業務用アンプでブーストさせた味。

容赦ない韓国料理のようだ。
 

酢の酸味も、砂糖の甘みも、トップにピークがくるものの、
ミドルからアフターにかけてはいさぎよい。

しかし、唐辛子はそうじゃない。

じわりじわりと効いてくる。

あとに残るのは、唐辛子そのものの味。

ここまで、唐辛子比率が高くなるとよくわかる。

唐辛子はコクがあってうまい。

ピーマンも、獅子唐も、万願寺唐辛子も、鷹の爪も、ハバネロも、
すべて唐辛子で、品種が違うだけだ。

普通の野菜と同じようにうまみ成分を濃く持っている。

アクエリアスに使われている唐辛子は、
辛味成分(カプサイシン)の含量が比較的少ないものを、
大量につぎ込んでいるようだ。

淡味を集めて、濃味となし、
濃味を集めて、コク味となす。

辛味のピークも高いが、
コク味のピークもかなり高い。

アクエリアスは、
配合されたスパイスの総合力をとしての辛さではなく、
唐辛子そのものの味と辛さを堪能する構成だ。

メーヤウのインドチキンカリーを、ブレンディッドウィスキーとするならば、
マジックスパイスのアクエリアスは、シングルモルトウィスキー。

拙僧、唐辛子耐性はそれほど高くない。

この修行。少々不利だ。

汗が流れる。
 

戦略を立てなおす。

ゆっくり食べていると、どんどん体内に辛味成分が蓄積して、
あとになればなるほどつらくなるから、
速攻は必須。

それでも、せっかくの修行なので、
しっかり味わって食べること。

汁とごはんの配分も重要。

辛さから逃げるように、ごはんばかり食べると、
いつまでたっても汁が減らない。

最後に汁だけ残ると、気力が萎える。

量との勝負にも勝たねばならない。

逃げた時点で負け。

補給路は、辛さに飽きたときに手を出すこと。

順番は、ブロッコリー、ジャガイモ、ゆで卵。

ゆで卵を食べるとき。
勝敗はついているだろう。
 

腹が決まると、
汁をすくって、
ごはんにかけて、
和えて、
口に運ぶ
それだけの存在になる。

食べすすむと、汁の少なさがさみしい。

中にはきのこと野菜がたっぷり入っており、
あんスパのミラカン状態。

ライスで食べるよりも、麺に和えて食べたい。
 

汗はどんどん出てくる。

うっとおしくなってきたので頃合を見て、
ティッシュに手を伸ばす。

まず口の周りをふき取ったあとで、
新たなティッシュに変えて額や目の周りの汗をふき取る。

手順を間違えると、肌の痛みで修行どころではない。
 

食べても減った気がしない。

器のすり鉢形状のせいもあるだろう。

少しずつ、満腹の影が見えてきた。

このままでいくと、辛さではなく、
満腹で心が折れてしまいかねない。

汁の中のブロッコリーだけを口に運ぶ。

ごはんと和えていたときと、ほぼ変わらない。

具が多いので、汁が具に絡んで食べやすい。

これならいける。

戦略を修正する。

汁の具ををメインで食べ、口直しにごはんを口にする。

アクエリアスは、カレーより出でて、
別の地平にたどり着いてしまったようだ。
 

一気に汗が噴出してきた。

サウナに入って、サラサラの汗に変わる瞬間と同じ。

手順を守りながら、ティッシュに手を伸ばす。

額と目の周りをふいても、すっきりしないので、
メガネをはずす。

しっかりとふき取ると、視界がクリアになった。

目の前の汗だと思っていなのは、涙だったようだ。
 

店員さんがやってきて
「結構すすんでますね」と声をかけてくる。

「ええ、思ってたよりも、なんとかなってます」

ああ強がりだ。

強がらんとやってられんこともある。

量が多いとか、唐辛子の辛さが蓄積してきついとか、
そういったことを言おうと思ったが、
どうも言葉がまとまらない。

口にしようとすると、舌がもつれる。

拙僧、かなり、やられているようだ。

気づかせてくれた店員さんに感謝。
 

汗の出てくるスピードが、あがった。

汁の器に顔を近づけると、
数滴、器の中に落ちるのが見える。

しかたがない。

流れるにまかせる。
 

ジャガイモを食べる。
 

ごはんを残すことを決意する。
 

初めて、メーヤウのインドチキンカレーに
負けた日のことを思い出す。
 
 

邪念を捨て、
ただ、汁だけと向かい合う。
 
 
 

最後の野菜を食べつくす。
 

残るのは、
赤く染みたゆで卵。

すり鉢状の器の底で、
切れ目が入っているゆで卵を、
真っ二つに割る。

中から、赤くない、白身と黄身が見える。

うれしい。

口に運ぶと、安堵の味がした。

終わった。

勝ち負けはともかく、
とりあえず終わらせた。

ナイスカレー

心の中で力なくつぶやく。

流れる汗の後始末をする。

立ちあがっても、消化器に痛みはない。

これなら歩ける。

お会計を済まし、店を出る。

ずいぶんと行列ができている。

日差しは強いが、涼しい。

修行は終わった。

すがすがしい。
 

その後、会社に向かい、仕事をする。

4時間位してから、トイレが近くなる。

下してはいないのだが、
ピッチが早い。

ウォシュレットのありがたみを知る。
 

勝ったとはいえない。
しかし負けたともいいたくない。

完全勝利を掴むまで、修行は続くのだろうか?

2005年09月17日

マジックスパイス「アクエリアス」完食のこと

マジックスパイス外観

マジックスパイスに行って、アクエリアスを完食してきた。

会社に、ウォシュレットがついていてよかった。

ただ休日出勤をするというのも芸がないので、
下北沢のマジックスパイスで飯を食って行くことにした。
 

マジックスパイスは、サッポロに本店があるスープカレー屋さん。

派手にトッピングや、辛さの指定ができることと、
独特の世界観が、有名なお店。

最近では、店長の娘さんが一十三十一ってことでも有名らしい。
 

各方面から評判は聞いていた。

曰く「スポーツ系」のカレーだそうな。

客はさながら修行僧のごとく、
滝のように流れ落ちる汗をかいくぐりながら、
完食を目指す。

ときどき、意識を飛ばしながらも、
スープの最後の一滴まで飲み干したとき、
皆でお互いの健闘をたたえあいながら、
「ナイスカレー!!!!!!」
を合言葉に、親指を立てるのだと聞いた。
 

カレー屋とは瞑想の場であり、
自己との対話の場である。

そういう点では、メーヤウに通ずるものがあるのかもしれない。

私としても、メーヤウで少しは修行を積んでいるので、
一度は門をたたかねばならないと思っていた。
 

下北沢に行き、下北沢スズナリの横の道を登って行く。

マジックスパイス外観

赤い店構えは、いかにもアジア。

着いたときにはまだ開店15分前だというのに、
客が15人ほど並んでいた。

三連休の初日。

地方から修行に来ている僧も多いようだ。
 

11時30分には、20人以上の列ができていた。

開店とともに、金ぴかのガネーシャ像に迎えられ店内へ。

マジックスパイス内観

店の中も赤い。

ビニールのひらひらした飾りがぶら下がっているあたり、
中華街っぽい感じもするけど、
全体を通してアジアがごちゃ混ぜ。

小物屋が中にあったりするのが、
ヴィレッジヴァンガードみたいでもある。
 

メニューを見てみても、私の頼もうとしているメニューがない。

店員さんを呼び止めて、聞いてみた。

「『アプラクサス』って言うメニューはないですか?」

「ありません」

私もあまり名前に自信がなかったので、
何枚かあるメニューに、よくよく目を通すと、
辛さの説明をしているメニューの裏に、
「アクエリアス」の文字があった。

「『アクエリアス』のベジマッシュをお願いします」

「お客様。当店ははじめてですか?」

「ええ、初めてです。ただ・・・」

メニューを再度確認する。

「『アクエリアス』を食べに来ました」

店員さんの顔を、見上げる。
目線は曲げない。

「・・・少々お待ちください。確認してまいります」

あきらめたように店員さんは足早に
店の奥へと消えていった。
 

そう。拙僧は「アクエリアス」を食べに来たのだ。

マジックスパイスに数ある辛さの等級
覚醒、瞑想、悶絶、涅槃、極楽、天空、虚空。
どんどん辛くなっていく。

さらに上位クラスが「アクエリアス」。

一日に限定5食しか作らない選ばれしカレー。

マジックスパイス曰く「限定超級激辛汁状華麗」。

先人曰く「『アクエリアス』は別メニューだ」。

高き山に登りて、さらなる山の高さを知るもよし。

しかしながら、一番高い山が見えているのに、
登らないことをよしとするのは、欺瞞なり。

もう修行は始まっているのだろう。
 

店員さんがまだ帰ってこない。

机に置かれた、お冷やを軽く口に含む。

流れ出す汗の水分補給は必要だが、
深く水を飲んでしまうと、
消化管内で、辛さを感じる面積が広がるために、
体力と気力を消耗する。

軽く、湿らす程度に、口に含む。

私も緊張しているのだろう。

ひどく、のどが渇く。
 

店員さんが帰ってきた。

机の上に一枚の紙を置く。

誓約書でも書かされるのかと見てみれば、
「超激辛アクエリアス注意書」
と書いてある。

「お客様。ベジマッシュのアクエリアスでよろしいですね?」

「ええ。よろしくお願いします」

しっかりと店員の目を見たまま、深々と頭を下げる。

修行は礼より始まる。
 

心を落ち着けながら、「アクエリアス」を待つ。

他の人のカレーを見ていると、
トッピングの多彩さに目を奪われる。

板海苔一枚あり、チーズあり、キクラゲあり、ソーセージあり。

しかし私はあえてチーズもなしに、
ま正面から「アクエリアス」のみを選んだ。

ベジマッシュ(野菜・きのこ)にしたのは、
定番のチキンにすると、食べるときに骨を手で触らなければならず、
その手で目に触れると危険と判断したからだ。

脂は辛さをマスキングする効果があるので、
排除したかったというのもある。
 

長い長い時間を待って、ついに「アクエリアス」が姿を現した。

アクエリアス

来た。

ついに来た。

今日はこれにて一巻のおしまい!!
続きは明日の「マジックスパイス「アクエリアス」激闘編のこと」にて!!

2005年09月13日

「ようこう」大気圏突入のこと

太陽X線観測衛星の「ようこう」が、
大気圏に突入して天寿をまっとうしたらしい。

おつかれさまでした。

太陽X線観測衛星「ようこう」は、
1991年8月30日に打ち上げられて以来、
10年以上にもわたって、太陽を観測し続けた

学術的な成果だけではなく、
私たちが間接的に食べている太陽の、
いろいろな切り口の写真を、
で見せてくれた。

ようこうの残した写真は、
「写真集 太陽」などに多く収録されている。

パワフルというにもすごすぎる。

つくづく、おてんとさまにゃかなわない。

「はやぶさ」小惑星に到着のこと

05091301.jpg

ついに、「はやぶさ」がイトカワについた

地球から3億km

光の速度を秒速30万kmとして、
それでも、1000秒(16分40秒)もかかるところに
人の作ったものがたどり着いた。

ゆっくりでも、止まらなければ
いつか着くって考えは、すごいね。

「他の惑星に行った」というよりも、
宇宙開拓史的な現実感を感じるのは
なぜだろうか。

ほとんど宇宙ロボットといってもいいくらい
自律運行機能のある「はやぶさ」。

小惑星「イトカワ」をじっくり観察して、
サンプルをゲットして帰ってきてほしい。

あと、キャッチーな映像を見せてくれると
個人的にはうれしい。

これだけすごいことなのに、
朝刊の一面で取り上げているのが、
読売新聞だけって悲しいね。

2005年09月10日

地球深部探査船「ちきゅう」一般公開のこと

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の、
地球深部探査センターの新造船、
地球深部探査船「ちきゅう」一般公開に行ってきた。

いやぁ、でかかった。

戦艦大和と同じくらいの大きさのでかい船。

船のど真ん中には、海底を掘削するための
70.1mのタワー(デリック)がそびえる。

船底からの高さは、130m。

30階建てのビルと同じくらいの高さ。

あまりにも高すぎるから、
レインボーブリッジも、ベイブリッジもくぐれないそうだ。

そんなものが海に浮かんでいるだけでもすごいのに、
マントルまで掘り進むという。

甲板に大量に置かれている、長さ27mの太いパイプを、

クレーンで持ち上げ、つなぎながら、海底へ伸ばしていく。

事前に海底に沈めておいた噴出防止装置とつなぐ。
この噴出防止装置、深さ2,500mまで対応可能だそうな。

噴出防止装置と太いパイプをつなぎ終えたら、
中に細いパイプを通していく。

細いパイプの先に、ドリルビットをつけ、
グリグリ回しながら、地中深く掘り進んでいくのだ。

硬いよ。ビット。

本当に硬い層にはダイアモンド刃で掘り進むとか。

どんどん今まで採ったことが無いような
深いところからサンプルを持ち帰って、
私たちを驚かして欲しい。

掘れ!!

2005年09月09日

「はやぶさ」到着寸前のこと

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JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」が、
もうすぐ目的の小惑星「イトカワ」に到着する

長かった。

でも、まだ道半ば。

はやぶさの名前のとおり、
今まででもっとも遠いところからのサンプルを
地球に持って帰ってきてほしい。

客死するには遠すぎる。


共同通信の小惑星「イトカワ」に到着するという記事に、

>日本の人工衛星や探査機が目標の天体にここまで近づくのは初めて。

とあるのだが、
ISASの技術実験衛星「ひてん」が、
いろいろな実験や技術の所得をしたあと、
月に着陸したはずだから
間違いだよね。

2005年09月08日

秋味と七厘のこと

キリンの秋味があんまりにもうまいので、
サンマを焼くことにした。

夏は終わったけど、秋でもない。

こんな季節は、七厘に最高だ。

美味しんぼのシロー=ヤマオカは偏った発言をすることで有名だが、
こと炭火については同意できる。

何でか知らんが、炭火で焼くと何でもうまい。

炭火といえばバーベキュー。

バーベキューを外でやるには、
機材をいろいろ手配しなきゃいけないから、
ほぼ車は必須だし、バーベキューのできる
川原とかに行かなきゃいけない。

屋外だから気持ちいいけど、
車で行ったら、酔いがさめるまで車で帰れないし、
タープを張ったり、雨が降ったり、
蚊に刺されたり、後片付けが大変だったり、
面倒ごとは多い。

その点七厘は、お手軽だ。

少量の炭で火を保たせることができるし、
火がついてからでも少しなら動かすことができるし、
何より小さい。

純粋に炭火を楽しみたいと思ったら、
七厘がベスト。

もちろん屋外で七厘をやってもいいのだが、
煙がこもらないのなら、
マンションのベランダでもできる。

屋外で七厘をやるときと、
家でやるときの大きな違いは、
ガスコンロと電力だ。

家の高火力のコンロで炭に火をおこすと
とっても楽。

それで、七厘に炭を入れてから、
ヘアドライヤで風を送り込むと、
一気に炭がおこる。

備長炭を使うときには、
まず新聞紙や着火剤でナラやカシの木炭に火をつけて、
その火で備長炭に火をつけるのが一般的。

だけど、コンロとヘアドライヤさえあれば、
いきなり備長炭がチンチンにおこった状態から
スタートできる。

準備に時間がかかり、どんどん腹が減ってきて、
炭に火がついたと思っても、
火が弱くて、肉が焼けるまで待ってたら、
心が荒んできて、場が荒れてくるなんてことはない。

火がおこってからでも間に合うくらいに、食材の仕込みも簡単。

焼くものは、
肉、
野菜、
魚、
その他
に分けられる。

肉は、牛、豚、鳥、羊、鴨なんでもOK。

厚さはステーキ用とか、焼肉用、トンカツ用ぐらい。

薄いと火のとおりが早くて、網にこびりつきやすいし、
厚いと火のとおりが遅いけど、
ミシミシとした歯ごたえがたまらない。

油が多すぎると、火がボーボー燃え盛って、
中まで焼けなくなってしまうから難しいけど、
鳥モモは、やっぱりうまい。

そこらへんは趣味で選択。

野菜は焼肉で焼きそうな野菜全般OK。

ピーマン、タマネギ、キノコ(エリンギ、シイタケ)、ナス
のあたりをよく使う。

これも適当に、薄く切るだけ。

魚は七輪からはみ出しそうなら半分に切って対応。

油が多いと炎が上がって、焼け焦げるけど、
サバやサンマは最高。

炎が上がるものを焼くときは、足のある網を使うか、
網と七厘の間に何かを挟んで、炭から離すと良い。

写真は、少々見えにくいが、
私が使っている足のある網。

火が着きだしたら足を出す。


その他に焼くものとしては、何よりも、油揚げ。

とにかく油揚げ。

何を忘れてもいいけど、油揚げだけは忘れてはいけない。


準備といえば、食うものをそろえて、
肉の筋を切って、
野菜を適当な大きさに切るだけ。

そんなものアバウトでいいのだ。

10分でできる。

味付けは
塩、
コショウ、
醤油、
おろしショウガ。

これが基本。

あと、焼肉のタレとか、レモン汁とか、おろしニンニクとか、
ハーブ類とか言い出したらきりがない。

でも、何とかなっちゃうので、
なかったらなかったなりに楽しめばよい。

必要な道具は、
七厘
炭(備長炭のほうがいい)

火バサミ
ヘアドライヤ
火を消すための、鍋に水。
これと、食器があればよい。

七厘は大きいのも小さいのも一長一短。

大きいと、たくさん焼けるけど、炭がたくさんいる。
小さいと、少ししか焼けないけど、少しの炭でできる。

普通の大きさのものが一番使いやすい。

よくホームセンターで金属製のものも売られているが、
絶対に買ってはいけない。

粘土(珪藻土)製のやつのほうが、
保熱性が圧倒的に高く、
火おこしも簡単なら、火力も強い。

火がおこっているときに、
胴体を持っても熱くない。

その上安い。

重いし、水に弱いというデメリットもあるけれど、
家でやるのなら、ビニールにくるんで、ベランダに放置しておけばOK。

備長炭がいいのは、長持ちするから。
食い終わる頃まで、炭がもってくれるから楽だ。

料理用ハサミと、トングなんかもあったほうがいいが、
なかったらなかったでなんとかなる。

そんなわけで今回の焼くのは、

サンマ(メイン)
豚肉(トンカツ用)
ナス
エリンギ
万願寺唐辛子

そして油揚げ

味付けは、


胡椒
醤油
おろしショウガ
特製辛味噌

あと飲み物と、食器を用意したらスタート。

一番初めは決まって油揚げ。

欠かせない。

両面が焦げたらもうオッケー。

これを、ショウガ醤油で食う。

シャリシャリして、ジャンキーで、激うまい。

油揚げはすぐ焼けるので、
一番最初に焼いて、
とりあえず腹の虫をおさめる。

最初の油揚げが一番好きという人も多い。

次はてきとーに。

豚のミシミシした感じが好き。

ナスは、丸ごと焼いて皮をむいていただくもよし。
薄いのがヘナヘナしたところでいただくもよし。

基本はショウガ醤油だが、
今回は、特製辛味噌で食べてもうまかった。

特製辛味噌は、お味噌を、少しのめんつゆでのばして、
新潟の唐辛子調味料、かんずりで辛味をつけたもの。

少し電子レンジであっためると、
お味噌がのびやすくなる。

かんずりの深みのある辛さと、
軽い酸味がポイント。

生野菜につけて食べてもうまい。

そして本命登場。

サンマ!!!!!!!

大きかったので、半分にしても、
七厘からはみ出しそうだ。

網に乗せると、脂が落ちて、火がボウボウ燃えるので、
網の足を出して、炭火から遠ざけると落ち着いた。

裏返すと

こんがり。

きれいに焼けるよりも、
中の脂が皮の下ではじけて、
皮がグズグズになっているほうが
香ばしくて好き。

じっくりと焼いてから、食う。

うまし。

そして秋味を流し込む。

サンマの脂が素直に切れる。

苦味を、苦味で洗う感じがたまらない。

子供の頃はサンマの肝が好きではなかったが、
今となってはこたえられない。

サンマははしりのほうが、うまく感じるのは
肝がうまいせいもあるのかもしれない。

サンマと秋味のために、七厘をやってハッピー。

食器といっても、そんなに多くは使わないから
後片付けは簡単。

火の残っている炭は、
水をいっぱいに入れた鍋につっこんで
一個一個確実に消していく。

鍋は一晩放置して、
残った炭はまた乾かして使う。

寒くなるまでのお楽しみ。

今年はあと何回できるだろうか。

2005年09月01日

「第47回富士総合火力演習」のこと

第47回富士総合火力演習」に行ってきた。

すごいすごいと聞いてはいたが
いやはや、とんでもないものだった。

難しい事情は棚に上げて、
火薬ってやつは圧倒的なエネルギーを、
一瞬に開放するもので、
それはたいそう気持ちのいいものだ。

ロケットの打ち上げを見に行ったときに、
打ち上げの音がすごかった。
音でいくと、陸上自衛隊の富士総合火力演習で見た
迫撃砲の音のほうがすごいという話を聞いた。

富士総合火力演習は陸上自衛隊が行う、
持っている兵器の公開演習。

兵器を使っているところを見れるあまりない機会。

その費用、一回につき、3億2千万円とか。

いつか、見に行きたいと思っていた、
富士総合火力演習に、縁があっていってきた。

とにかく朝早くに行っておいたほうが良いというので
朝4時半に起きて、小田急線千歳船橋から5時19分初の電車で、
新松田まで向かい、
そこからJR御殿場線に乗り換えて、御殿場。

小田急線って長いのね。
パノラマライナーで箱根まで行ったことはあったけど、
鈍行で行くと驚くほどに長かった。

遠くに行くときは、ゆっくりいかなきゃだめね。

駅からさらにバスに揺られて30分。

ついたぁ。

ここの風景「戦国自衛隊1549」で見たことがある。

すごいね、本当に陸上自衛隊、全面バックアップだったんだ。

レース場のようなスタンドの観覧席の前に、
桟敷席が広がっている。

私は始発で出てきたたというのに、
もうすでに桟敷席の前列は埋まっている。

みんな元気だ。

京ぽんを取り出すと、電波の受信状態はよい。
それなのに、メールは送れない。

ジャミングでもされているんだろうか?

スタンドの裏には、テントの屋台や、
トラックの売店が立ち並ぶ。

お祭りだね、こりゃ。

たらたらと時間をつぶして、10時20分になると客席はいっぱい。

えらいさんがでかい車で登場したりして、場は盛り上がってくる。

演習場の説明の後。

いきなりの爆風。

火薬で燃料を爆発させたらしく、
客席にまで衝撃波がくる。

逃げるのなら今だと、客にこぶしで、さとすかのよう。

すごいね。

まるで、特撮。

航空攻撃のF-4EJ(改)は、天候不良のためお休み。

私が期待していた自走りゅう弾砲。


3km先の目標を攻撃。

スピーカーから

「はっしゃよーい」

「てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「ちゃくだん ・・・・・・・・・・・・・・           いまぁーーーーーーーーーーーー」

などの聞きなれない業界用語が流れてくる。

音は・・・ 先程の燃料大爆発のほうがすごかったかな。
衝撃波も来たし。

そのあとも火薬のオンパレード。

誘導弾

ヘリ(AH-1S)から射撃

ヘリから降下。

怪人20面相。

さらばだ明智君。

装甲車からの射撃。

装甲車からの誘導弾。

弾が撮れてうれしかった。

展開するみなさん。

身のこなしがはやいはやい。

90式戦車。

登場するだけで、場がしまる。

存在が圧倒的。

ものすごいスピードで観客席の前にやってきて、
すごいスピードで曲がりながら、主砲をぶっ放す。

まさかというタイミングで撃つので面食らう。

30分くらい数々の爆発を見たけれども、
近さのせいか音圧がすごい。

戦車って想像を超えていた。

前半の部の最後に空挺部隊の落下傘降下。

上空3,000mにヘリコプターがいて、
そこから飛び立ったらしいのだが、
空を見てもまったく見えない。

アナウンスで
「太陽の方角をご覧ください」
というので見てみると。

来た。

でも、双眼鏡では怖くて見れない。

着地。

せいぜい40分くらいなのに、すでに魂が抜かれた気分。

ずんずんくる音圧ってすごい。

午後の部は、制圧作戦をとっているというシチュエーションで演習。

まずはヘリコプター(OH-1)で偵察。

こいつが
垂直に上昇して、そのまま停まったり、
想像の範囲以上の行動ばかり取るので驚く。

ちゃっちゃか、ちゃっちゃかいろいろな方法で
歩兵の皆さんが、展開したり、援護したり。

ゴレンジャーのバリタンク状態。

着地ぃ。

サンダーバード?
今週のビックリドッキリメカ?

74式戦車もぶっ放します。

そんなこんなで演習終了。

兵隊さんたちおつかれさまでした。

このあと、演習に使われた兵器や装備品の展示会があり、
近くでぺたぺた触りながら見ることができる。

他にもいろいろな写真を撮ってきたものの、
多すぎて載せられない。

13時ぐらいに現場をあとにしたのだが、
家に帰り着いたときには、
もう夜だった。

戦車の爆音でおなかいっぱい。

難しい事情はいろいろあるのだろうが、
あれだけすごいものを保有しており、
日々鍛錬にいそしんで、
いざというときには使える人たちがいることは、
誇っていいことだと思う。