「すざく」機能低下のこと
2005年7月10日にM-Vロケット6号機で軌道に乗った、
X線天文衛星「すざく」の一部カメラが使えなくなりそうだ。
もともと、人類が一定時間作り出せる温度の中で
最も低い摂氏零下273.09度で、観測装置を冷却して、
X線を観測する予定だったX線マイクロカロリーメターの、
温度が上がっているらしい。
冷却するために用いられた、
固体ネオンと固体(超流動な液体?)ヘリウムを密閉していた容器から、
ヘリウムが気化して漏れてしまったそうだ。
もともと、約3年間観測ができるだろうと言われていたのに、
悲しい限りだ。
しかしながら、X線マイクロカロリーメター以外の
X線CCDカメラや、硬X線検出器などの機器は、
極低温を必要としないはずなので、
ぜひとも、これにめげず、観測を続けてもらいたい。
スペースシャトルの裏で発表しただなんて、
陰口を叩かれないためにも。