ノートパソコンと健康のこと
「ノートPCが身体に悪影響」という記事があった。
ノートパソコンは、長時間使うように設計されていないから、
使っているうちに、肩や背骨に影響が出てくるという話。
欧米人は、肩こりにならないといわれていたけど、
最近ではそうでもないみたいだ。
ノートパソコンは、好きだ。
外でコンピュータを使いたいという欲求のために、
小さなボディーの中に、必要な機能を詰め込むという、
限界に挑戦した設計。
何でも盛り込むと、重くなるし、使える時間が短くなる。
満足できる妥協点というのは難しい。
ふたを開くと、キーボードが横に飛び出すThinkpad701c。
激薄端末にこだわるdynabook SSシリーズ。
極小コンピュータの代名詞といえるlibretto。
とにかくタフなLet'snote。
設計者のアイデアや努力の詰まった、
すばらしい作品が多い。
しかしながら、よくある形状の、キーボードの近くにディスプレイがあるという構造は、
姿勢が悪いまま、作業することを強いられるので、
体に悪いというのは当然のこと。
コンピュータを買いたい、という相談を受けるときに、
外で使わないのであれば、
そのマシンが、気に入ってしまったとき以外は
できる限り、ノートパソコンは選ばないようにと薦めている。
コンピュータ使って体を壊していては世話ないものね。
コンピュータを使うときにどのようなことに気をつけたらよいか、
まとめた本として、
「コンピュータユーザのための 健康サバイバルガイド」
という本がある。
この本がすごい。
どのような姿勢で使ったらよいか、といったことはよくいろんな本に書いてあるが、
コンピュータを使う時間、機器の位置、音、空気の質、
におい、置く観葉植物の種類、
ストレッチ、ヨガ、ボディースキャニング、
職場内人間関係など、
とにかく燃え尽きないようにするためのノウハウが書いてある。
さすがは健康サバイバルガイド。
気になる人は、一度目を通してもらいたい。
コメント
○onyは自動故障タイマー付の革新(確信)的なノートパソコンを作った!!、なんて書いてなくてほっとしています(S○ny好きの人すいません…)。
Thinkpad 701cは実物触ったことあると思います。このころ発売されていた同Thinkpad 760にはふたを開けると自動で傾きがつくキーボードが内蔵されていたと思います。懐かしいなぁ。Libretto L1を使っていたし、Dynabook SS2000を今でも愛用しています。
やっぱりデスクトップのほうが使いやすいので、ノートは一芸に秀でていないと駄目ということなのではないでしょうか。
投稿者: fenrir | 2005年06月05日 19:02
使わなくても、一般人が欲しくなるパソコンを作った、ということは、
S○NYとAPPLEの功績でしょうね。
行間を読んでいただければ幸いです。
Libretto L1、Dynabook SS2000ユーザーとは、
すばらしい。
私として、ノートパソコンをめぐる問題で、
一番重要視しているのは、
一般ユーザーが、使い道が明確でないまま、
パソコンを初めて買おうというときに、
ノートパソコンを選びがちであり、
持ち運びに適さないほど、
大きなノートパソコンが、
初心者のために作られているということです。
その裏には、購入者の不安が見え隠れします。
おそらくは、もしパソコンを買ったものの、
使わなかったとしても、
せめて家の中で邪魔にならないほうがいい。
自分がパソコンをどのような場所で使うか、
ビジョンが見えない。
このような不安感を覆い隠してくれるものが、
まさにノートパソコンなのです。
両方とも、使えないという不安を前に、
考えを進めています。
負けることを考えて、試合に臨むより、
試合をやらないほうがましだと思います。
パソコンを使うようになってしまえば、
デスクトップのほうが使いやすいということも
理解してもらえるはずですが、
ノートパソコンを買いがちで、
メーカ側にとってはいい購買層の初心者にとっては、
お米を食べたことの無い人に、
コシヒカリのすばらしさを説くようなもので、
あまり理解されません。
それよりも、まずはお米を食べるということの、
不安を消し、利点を理解し、興味を持ち、
とぎ方と、炊き方を覚え、
ぜひ毎日食べたいと思ってもらうことが第一です。
ですから、マーケティング上の妥協から安直に出てきた
超肥大型ノートパソコンは、ノートパソコンとして認めたくは無いのです。
中途半端なパソコンに対する理解で、安直に買ってしまった後、
YAHOO!!だけ見て、ソリティアやって、使わなくなってしまうのは、
パソコンが可哀想過ぎます。
一時期、冬の時代を迎えたノートパソコンですが、
ここにきて、すばらしい製品が数多く出てきたことを、
うれしく思います。
このような、いい時代が、まだ少しは続いて欲しいものです。
投稿者: funae | 2005年06月07日 01:48
関連ニュース。
ノートPCの販売台数、初めてデスクトップPCを抜く
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/07/news051.html
「ノートパソコンとして認めたくないノートパソコン」が売れていることの表れなのか、それともスペックの全体的な底上げが功を奏しているのか。どっちもなのかな。
投稿者: ishii | 2005年06月07日 23:35
アメリカでの話ね。
DELLやHPも魅力のあるノートパソコンを、
作るようになったし、値段も安くなった。
それよりも、アメリカと日本の国民性の違いが大きいと思う。
古来より、日本ではノートパソコンが、
アメリカではデスクトップパソコンが、珍重された。
アメリカと日本では、住宅事情がことなり、
アメリカでは90年代はフルタワーパソコンが
標準的に売れていた。
お互いの市場においても、
アメリカでは、安くて性能の高い、DELLやGATEWAYが幅を利かせ、
日本ではイメージ戦略に成功した、APPLEやS○NYが強かった。
あるとき、アメリカのIBMは、ノートパソコンだなんて、
収益性の低い事業を辞めてしまえと主張した。
日本では売れ続けているノートパソコンを、
アメリカではほとんど見かけなかったからだ。
アメリカの幹部が日本にきたときに、
電車の中でビジネスマン達が、
ノートパソコンで仕事をしているのを見て
ひどく驚いたという。
それまでは、冗談だろうと思っていたらしいのだ。
日本では電車の移動が多いのに対して、
アメリカでは車での移動が多く、
移動中に仕事をやりにくい。
アメリカでメール機能が充実した携帯が、
長い間普及しなかったのは、そのせいだという。
それが昨今、アメリカの気質が少しずつ変わってきており、
プリウスにセレブが乗り、
日本でしか売られていない、激小ノートパソコンが、
高い値段で取引されるようになった。
パソコン業界においては、一台目のパソコンよりも
買い替え、あるいは買い足し需要が増えてきた。
時代の流れを感じたのと、無線LANを普及させたい思惑が重なり、
INTELはCentrinoというプラットフォームを仕掛けた。
それがまんまと成功し、今回の結果になったんではなかろうかと思う。
どんなもんでしょうかね?
投稿者: funae | 2005年06月08日 00:55